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十勝[とかち]って?

■北海道を14に分けた「総合振興局」の一つの名称です

帯広市を中心とする十勝地域は19市町村からなり、一つの県と同じくらいの大きさがあります。(岐阜県や秋田県とほぼ同じ大きさ)
北海道の中では道東(どうとう)エリアに位置し、広大な「十勝平野」が広がっています。中心都市は帯広市(おびひろし)。

■広大な耕地面積。圧倒的に長い日照時間。寒暖の差。

  • 肥沃な十勝平野の、広大な耕地面積。
     →小麦、じゃがいも、豆、ビート(甜菜)
     基幹作物を大量に、安定供給できる場所。
     →酪農も盛んで、牛乳、チーズなどの製造も。
     →十勝管内人口の約10倍、350万人分の食を支えています。
     食料自給率 約1100% ※カロリーベース)
  • 日照時間が非常に長い。
     →畑作に適した場所柄。
  • 朝夕の寒暖差が激しく、季節がはっきりしている。
     →作物の糖度に好影響。
年間日照時間

十勝の特徴は?

■帯広・とかちの気候

十勝地方は、亜寒帯に属する北海道にあって、太平洋岸を除き大陸性気候であることが特徴です。春にはフェーン性の乾燥した季節風が日高山脈を越えて強風となることがあり、夏は海岸部で海霧が立ちこめ、日中の気温はあまり上がりませんが、内陸部では比較的高温が続きます。冬は大陸性寒冷高気圧により低温が続きますが、日高山脈で雪雲が遮られることから降雪量は少なく、晴天の日が続きます。年間を通じて全国的にも有数の日照時間に恵まれ、年間降水量も少なくなっています。

帯広市月別平均気温
北海道 83451.59Km2 十勝地域 10831.24Km2 帯広市 618.94Km2 帯広市土地利用状況

■帯広・とかちの産業

【農業】
十勝は大規模農業経営が営まれ、我が国の食料供給を担う重要な役割を果たしています。畑作は、麦類、豆類、馬鈴薯、甜菜を主体とした輪作体系が組まれており、多くの品目で全道一の生産量となっています。 一方、酪農では、1戸当たりの乳牛の飼養頭数がここ数年増加しており、平成19年で118頭と、EU諸国の水準に匹敵する大規模経営となっており、生乳生産量も100万505トン(平成18年)と全道最大の生産規模を誇ります。
【商工業】
十勝管内の商店数は4,041軒で全道の6.9%を占めています。年間の販売額は1兆2,092億円で、卸売、小売ともここ数年減少傾向にあります。近年、地元スーパー等の新規出店が多くなっており、大規模な小売店が多くなっています。
また、工業においては、農業、林業の地場資源を活用した製造業が中心となっており、製造品出荷総額39,918千万円、従業員数12,757人となっています。さらに4人〜29人の中小企業が全体の82.1%を占めており、重要な担い手となっています。

産業別就業者構成